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SFAは、入力そのものに意味があるデリケートなツールです。
SFAを導入して半年程度経過した企業の導入担当者様から、
「SFAにだいぶ情報がたまったのだけれど、どう活用したらいいの?」と聞かれることがあります。
では、その企業では、半年のあいだ、SFAをまったく活用していなかったのでしょうか?
私(私たち、というよりあえて私と書きます)の持論は、
SFAは、情報を入力することそのものに、まずは大きな意味がある、というものです。
逆に、入力に意味のない情報をいくら蓄積しても、その後活用できないと考えています。
SFAに情報を入力することの第一の意味は、営業担当者が、日々、自分の商談を客観的に振り返らざるを得ない、ということです。商談、という形のないものを言葉や文字に現すとなれば、そうせざるを得ません。
これは自然と、営業担当者の日々の〝思考トレーニング〟になっています。
特に、その情報を組織内でオープンにすることを原則とするSFAでは、一方に読者がいることも想定しなければならず、同時に〝伝える技術〟を醸成することにもなります。
営業活動の結果は確実に出てきますから、そうそう事実に反した情報を入力することも困難なのです。
これを毎日繰り返すことで、営業担当者の力は確実にアップします。
営業担当者一人ひとりの力がアップすれば、当然、営業組織力がアップするはずです。
さらに、入力そのものに意味のある情報が蓄積されれば、それは後日の活用に足る、価値のある情報となります。
しかし、間違ってもこのSFA情報を、過度に、営業担当者の行動管理に使おうと考えてはいけません。
そうすると、SFA情報の価値が一気に下がるだけでなく、営業組織力そのものを半減させてしまうからです。
SFAとは、そうしたデリケートなツールなのです。
