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〝Yes,We can too〟(私たちだってできる)で頑張っていきたいところです。

「ドラッカー365の金言」(ダイヤモンド社)の本日1月22日は、

「ケインズは財の動きに関心を持ち私は人の行動に関心を持った。」

でした。

タイトルはやや難解で、ケインズ云々はとくにここでは触れませんが、この中に以下のくだりがあります。

「経済は絶対的な決定要因ではなく、制約要因に過ぎない。経済的な欲求や満足は、重要ではあっても絶対ではない。そして何よりも、経済活動、経済機関、経済合理性は、それ自体が目的ではなく、非経済的な目的のための手段にすぎない。」(以上、そのまま引用)

つまりドラッカーは、〝あくまで人が主役であり、経済的な充足はそのための条件にすぎない〟と言っているのだと思います。人こそが、ここで言う非経済的目的です。

実は私たちペンタクルスも、この〝あくまで人が主役である〟ことをなによりも重視しています。
これを〝Human Based Management〟と勝手に呼んでいるのですが、そのための〝デジタル(IT)とアナログ(人)の融合〟をお手伝いするというのが私たちのコンセプトです。

現下のような沈滞ムードを払拭し、好転させるのも人(≒非経済的目的)のためであり、それはほかでもない人がやるしかありません。そのための手段として経済があり、ITの活用があります。

ところで今朝の朝日新聞で、「トヨタはこれまでの〝グローバル・マスタープラン〟を見直して、〝マーケット・ビジョン〟とする」といった記事を目にしました。

以下はあくまでその記事を読んだ私の印象ですが、

〝グローバル・マスタープラン〟とは同社の中長期経営計画を指しますが、記事から、それが同社の経営の拡大志向やプラン必達に向けた(ときとして過度、また硬直的な?)企業行動に結びつき、現下の景気悪化への対応が遅れたと解釈できます。
同社では今回それを見直し、〝マーケット・ビジョン〟を柱として外部環境変化へのより柔軟な対応を可能にしようということのようです。

もちろん私はそれに異論はありませんが、

しかしトヨタと言えば、一般には、計画(ここでは〝グローバル・マスタープラン〟)の必達に向けた現場の力の結集や、これに向けた現場主導の継続的な創意工夫(改善)こそが、他社にはない同社の〝よき企業風土〟であり、同社の〝強み〟だと言われています。
私も日ごろから同社に〝いつも人がやりがいをもってプラン必達にまい進している〟という企業イメージを描いていました。

果たしてそれが機能していないのか、はたまた機能しすぎていることが問題なのかはよくわかりません。

ただ、今回方針を修正することで、その〝強み〟の一部を否定し、または否定しないまでも強く推進せずに、かつ業績はこれまで通り維持していくとなれば、
よくあるのは、現場社員が〝二重拘束〟の状態、つまり、〝こちらを立てればあちらが立たない〟といった状態に陥り、結果として〝人の意欲の減退〟を招いてしまうことです。
もちろん〝世界のトヨタ〟がそのような心配はないのだとは思います。
そこには、なにか別の外からは計り知れない問題が内在し、今回の見直しがむしろ〝人の意欲の向上〟に資する(解決策となる)と考えた上での決定なのに違いありません。

いずれにせよ、多くの人が〝経営のお手本〟と考えるトヨタですら、そうした方針の転換を迫られるほどに、今回の景気悪化は急激で大きい、まさに〝未曾有の〟状態ということなのだと思います。

米国ではオバマ政権が誕生して、今や〝Yes,We can〟と〝人々が〟盛り上がっていますから、わが国もこれに負けぬよう、〝Yes,We can too〟(私たちだってできる)で頑張っていきたいところです。(この英語表現が適切かわかりませんが)

 

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by admin|2009年1月22日 10:47

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